2026.9.13開催・音楽の美術館「プログラムノート」
今後、このページに「音楽の美術館」で演奏の曲目について、立松佐喜子が独自に少しずつ掲載していきたいと思います。
※更に詳しく知りたい方は、ネットで検索してください。
リンクもしてますが、ここでは、曲それぞれを、簡単に分かり易く説明する事に留めてます。
★プログラム順ではありません。
バッハ シンフォニア5番について
インヴェンションとシンフォニアは、バッハのケーテン時代に書かれた。
「クラヴィーアの愛好者、とりわけ学習希望者が2声部を綺麗に演奏するだけでなく、さらに上達したならば、3声部を正しくそして上手に処理し、それと同時に優れた楽想(inventiones)を身につけて、しかもそれを巧みに展開すること、そして、とりわけカンタービレ(歌うこと)の奏法を習得し、それとともに作曲の予備知識を得るための、明瞭な方法を示す手引き
1723年 アンハルト=ケーテン公宮廷楽長 Joh.Seb.バッハ
★フレージング(音のかたち作り)
★アーティキュレーション(音符の表し方)
★デュナーミク(音の強弱)
鍵盤楽器を始めとして、楽器には、上記三要素を常に考えないといけません。バッハは、歌うように演奏するために、楽譜から三要素を吟味して表現出来るように、多くの楽曲を作曲してますが、インヴェンションやシンフォニアは短い楽曲で出来ていて、作曲や演奏の基礎となる教本です。
今回はその中から、メロディと内声部が装飾音符の連続で、バスの音はシンプルに作曲されている、コンクールなどでは本来の三声ではない為避けられてしまうが、この上ないような美しさを持つシンフォニア5番を演奏します。この曲に関しては、装飾音符は一律ではありません。
※今回の参考楽譜…ウイーン原典版(カール・ハインツ・フリュッセル注解による)
プレゼントステージ「象のババール」
音楽物語「象のババール」は、フランスの作曲家 フランシス・プーランクが1945年に作曲しました。
プーランクは、第二次世界大戦の最中、11人の甥や姪がローランド・ド・ブリュノフ作の「小象ババールの物語」に夢中になっているのを見て、これに音楽をつけようと思い立ちました。プーランクとブリュノフは友人でもありました。そして、5年後完成。後に、ジャン・フランセが管弦楽曲にも編曲してます。内容は詩的で愛情に満ち、プーランクの作品の中でも優れた作品と一つとなっています。
ドビュッシー シリンクス
シランクスとは、ギリシャ神話のニンフにしてアルテミスの従者、シュリンクスの名をフランス語読みにしたものである。彼女は牧神パンに一目惚れされてにじり寄られ、恐怖に駆られて逃げ惑ううちにラドン川のほとりで逃げ場を失い、川の妖精に祈って葦に姿を変えたと言い伝えられている。葦になったシランクスの声に聴き惚れたパンは「少なくとも、あなたの声と共にいることができた。」と喜び、その葦を手折って葦笛シュリンクスパンフルートを作り、自らのトレードマークとした。
モーツアルト フルートとハープの為の協奏曲2楽章
フランスの有力貴族でフランス王妃マリー・アントワネットとも親しく、外交官としてもベルリン公使やロンドン大使も務めたギーヌ公(フランス語: Adrien-Louis de Bonnières)の家で、モーツァルトは彼の娘の作曲などの家庭教師をしていたが、その娘のために、ギーヌ公から作曲を依頼された[1]。娘はハープ、父親はフルートの愛好家であったことから、オーケストラをバックに父娘が各々の楽器のソリストとなって演奏するという要望のもと作曲された。
フォーレ シチリアーノ
シシリエンヌ』(フランス語: Sicilienne) 作品78は、ガブリエル・フォーレが1893年に作曲した作品であり、一般に『フォーレのシシリエンヌ』(シチリアーナ、あるいはシチリア舞曲)として有名である。1898年にチェロとピアノのための室内楽曲として出版されたが、同年に自身が作曲した劇付随音楽『ペレアスとメリザンド』(作品80)に流用されたため管弦楽曲としても有名であり、現在ではチェロとピアノの編成以外にも、さまざまな編成で編曲されるなど、独立して演奏されることも多い。
バッハ:フランス組曲2番より アルマンド
16世紀のフランスでは「地面に足をつけた中庸の遅さ」(トワノ・アルボ「オルケゾグラフィOrchésographie」1589年)の2拍子のダンスで、組になった男女が列を作って進みながら踊るダンスであった。平均律のような厳格さはなく、自由に書かれている。
ショパン:スケルツォ4番
スケルツォ(イタリア語で冗談という意味ですが、快活な三拍子の曲)第4番ホ長調 作品54は、フレデリック・ショパンが作曲したピアノのための4曲のスケルツォのうちの最後の1曲である。1842年に作曲、翌年出版された。ジャン・アントワーヌ・ヴァトー『シテール島の巡礼』から影響を受け作曲された。
ドビュッシー 喜びの島
『喜びの島 L'Isle joyeuse』は、フランスの作曲家クロード・ドビュッシーによって1904年に作曲されたピアノ独奏曲。装飾音やリズムの変化といった技巧を駆使して、きらめくように豊かな色彩の細やかな音を連ね、幻想的な愛の歓びを描き出している。
ラヴェル 水の戯れ
この曲はリストの『エステ荘の噴水』(Les Jeux d'Eaux à la Villa d'Este)から影響を受けていると言われるが、ラヴェルは、かねてよりピアノ音楽におけるリストの超絶技巧や、ショパンの詩情あふれる書法などに強く惹かれていたのであった。また、よく比較される作品に、同じく水を題材にしたピアノ曲、ドビュッシーの『映像』第1集の第1曲「水に映る影」(または「水の反映」とも訳される)がある。ドビュッシーの「水に映る影」は、水そのものよりも「水に映った風物の輝き、ゆらめき」をより自由な形式で描いているのに対し、ラヴェルの『水の戯れ』は、制御された噴水のような美しい水の動きを古典的なソナタ形式を用いて描いている。
武満徹:雨の素描
武満は,「雨の樹:素描」というタイトルのピアノ曲を2曲作っています。いずれもフランス音楽の影響を感じさせる,精妙できらめくような響きを持った小品です。大江健三郎の小説に「頭のいい「雨の木(レイン・ツリー)」という作品がありますが,このシリーズは,この作品を契機として作られた連作です。
ドボルザーク:ロマンティックな4つの小品より 1.2
オリジナルの《ミニアチュール》(弦楽三重奏版)です。ヴァイオリンとピアノのための《ロマンティックな小品》は、1887年プラハにて初演。演奏は作曲者自身のピアノ、オンドジーチェクのヴァイオリンで行われました。
エルガー:愛の挨拶
ピアノの教え子で、陸軍少佐の娘(エルガーより上の階級に属するということ)キャロライン・アリス・ロバートと1889年に結婚する際に、彼女への婚約プレゼントとして捧げました
クライスラー:愛の喜び
フリッツ・クライスラー作曲 1905年に出版され、「愛の喜び」「愛の悲しみ」「美しきロスマリン」の3曲は、「ウィーン古典舞曲集」(Alt-Wiener Tanzweisen) と呼ばれ、広く親しまれています。


