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和声について
音楽は、建築で言う設計図=楽譜があり、それを組み立て、見える形に仕上げるのが、演奏家です。
ピアノ教室、と一言で言うけど、ほとんどの場合、組み立てる作業段階を勉強してる訳です。
楽譜=設計図は、元々、大作曲家が数百年をかけて残してくれた楽譜が、特にピアノの場合は、どれだけあるの?と言っても、本当に!数えきれないくらいあります。
それを、どのように組み立てるか?それの第一段階として読譜があります。これをマスターしないと、次の段階に入れません。
更に、読譜は出来ても、それを弾きこなす技術が必要です。
技術=テクニックですね?
これが、どれだけ難しいか…
私が小さな頃は、毎日、3時間弾かないとテクニックを維持出来ないと言われました。つまりそれ以上弾かないと上達は望めない訳です。
そんなの無理!
と、思われるでしょうね。でも、現在ショパンコンクールやエリザベート王妃コンクールを受けてられるピアニストは、これ以上、練習されてます。
それほど難しい世界なんです。
それで、本題の「和声」ですが、読譜、とは、和声を知る、事なんです。
先ず、音符が読め、和声に進む訳です。そして、和声からヒントを得て、演奏に進みます。
すみません。気の遠くなる話に展開しそうなので、この辺りでストップしますね。生徒がそろそろ来るので、本日のレッスン始めます😉
将来の大人=子供のために
このところ、社会で問題になってる人口減少。
どう思われますか?
結局、人口減少に歯止めをかけるのは、産みたくなるような社会、産みたくなるような女性の意志を育てる事だと思います。
私は、子供4人産みました。大変でした。一人当たり成人するまでに3000万円かかる、とか言われて来ました。
という事は、私は、3000×4、1億2000万円を使った事になります。
でも、いくら考えても、そんな大金は使ってません。
食費が、4倍かかったでしょうか?
かかってません。
教育費が、4倍かかったでしょうか?
かかってません。
そうなんです。
結局、子供が一人だと、塾とかに多額かけてしまう訳です。我が家の四人は、塾はほどほどにして家で多くの自由時間を過ごしてました。
その結果、自力で勉強する事、空いた時間を何をして過ごそうかと、発想が豊かになった気がします。
それが、今に繋がってます。
長男は、工芸作家で入賞を重ねました。現在、海外での作品販売に力を入れてます。
長女は、大好きなキッチン関係(家事のお手伝いが多かったからか)のお仕事。
次男は、コンビニのオーナー
次女は、バイオリン教師
子育て、本当に大変でした。
でも、本当に楽しかったです。
女性の皆さん、出産→子育て、頑張りましょうね!
後編は、またまた😊
発表会準備 その2
現在の進行状態を、時々お知らせします。
3分の1くらいの生徒は、暗譜してます。時々は、本番のようにお辞儀をして暗譜で弾いて貰ってます。
普段は、一週間每に一曲は仕上げるペースですが、発表会の曲は少々レヴェルを高くしてるので(人にもよりますが…)少しずつ暗譜して貰ってます。
中学生以上は、既に暗譜してる生徒も多く、仕上げの段階に入ってます。
「本当の暗譜」とは音だけではないので、先ずはほぼ暗譜した状態から、内容的な事も考え、仕上げていきます。
発表会まで1ヶ月半!
頑張って貰いますね😊
あと、ホワイエで飾る動物の折り紙や練り絵、そして、ステージで演奏中に飾る絵の制作も進行してます。
皆、練習しないで…ではなくて、練習もアートも頑張ってます。
ヤル気満々です。
もともと、指導者の家族は芸術…絵画も音楽も…が大好きです。
長男は、日展会友(工芸)で、特選も受賞し、最近では、大丸で展示していただいてます。
長女は、お菓子つくりで実力発揮してます。
次男は、コンビニで商品陳列に工夫を凝らしてる(わからないですが…??)らしいです。
次女は、ヴァイオリンしてます。
芸術は、頭脳を活性化させ、感性を養い、健康にも関係する、と信じてます。
だから、生徒には、音楽のみならず、芸術全般に亘って興味を持って欲しい、と願ってます。
現に、元生徒には、芸術など、独創的なお仕事に進んでる人も多いです。
演奏→指導
立松佐喜子は指導者ですが、演奏家としての活躍もしてます。
演奏家として一歩でも高嶺を目指したいです。そして、頑張って指導する事は、自分自身の演奏の進歩に繋がります。
生徒に、上手くなって欲しいと思うなら、先ずは自身の演奏を上手くしなければなりません。
時々、演奏が出来る人は指導が下手と聞きます。
そしたら、指導が出来る人は演奏が下手でもいいのですか??
両方出来る人間でないと、ダメだと信じてます。
私の信念は絶対曲げません。指導するなら、自身の演奏を高めて当たり前です。それが、出来ないなら、先生は、月謝を頂く資格はないと思ってます。
ピアノは、芸術です。芸術というのは、基礎の次に来る段階です。基礎技術の上に音楽性=芸術性があるのを忘れてはならないですよね。。
でも、皆、基礎の基礎だけで終わってしまいます。それなら、先生が弾けなくてもいいのかな??
まあ、いろいろな考えがありますよね。それはそれで許されるのかもしれません。
しかし、私は一途に高嶺を目指したいです。
指導法について その3
2.練習しなきゃ!たまに練習する生徒
全くしない生徒より、勿論、上手くなりますよ。
どの生徒も、そうですが、先ず練習してきた宿題を弾いて貰います。このところは、先ず、ハノンを弾いて貰います。やはりハノンは準備体操ですから、いきなり弾くのは良くないです。
スポーツで、いきなり走る、いきなり飛び込む、なんて身体に良くないです。
ピアノなら、指をある程度柔らかくする準備体操が必要です。
だって、ピアノは、他の楽器とはちょっと違い、往年のピアニスト中村紘子が言われるように「ピアニストはアスリート」なんですから。
次に、宿題。ここで、何も練習してない子は楽譜をカバンから探して…ない!忘れた…或いは、あっ、あった!…
少しでも練習してる子は、ためらわず楽譜を譜面台に置きます。そして…ここが問題…長い間、楽譜を眺めてます。
さてさて、ゆっくりゆっくり弾き始めました。10分経過…20分経過…ここで、音をこちらが教えても記憶に残らないから、なるべく考えて貰います。考える事が大事。でも、あまりにも、わからないとドレミと歌って「あっ、これはこんなメロディなんだ!」と、丸覚えして貰いますが…
そして、最後に、音当てクイズ(読む、聴く)