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和声について
音楽は、建築で言う設計図=楽譜があり、それを組み立て、見える形に仕上げるのが、演奏家です。
ピアノ教室、と一言で言うけど、ほとんどの場合、組み立てる作業段階を勉強してる訳です。
楽譜=設計図は、元々、大作曲家が数百年をかけて残してくれた楽譜が、特にピアノの場合は、どれだけあるの?と言っても、本当に!数えきれないくらいあります。
それを、どのように組み立てるか?それの第一段階として読譜があります。これをマスターしないと、次の段階に入れません。
更に、読譜は出来ても、それを弾きこなす技術が必要です。
技術=テクニックですね?
これが、どれだけ難しいか…
私が小さな頃は、毎日、3時間弾かないとテクニックを維持出来ないと言われました。つまりそれ以上弾かないと上達は望めない訳です。
そんなの無理!
と、思われるでしょうね。でも、現在ショパンコンクールやエリザベート王妃コンクールを受けてられるピアニストは、これ以上、練習されてます。
それほど難しい世界なんです。
それで、本題の「和声」ですが、読譜、とは、和声を知る、事なんです。
先ず、音符が読め、和声に進む訳です。そして、和声からヒントを得て、演奏に進みます。
すみません。気の遠くなる話に展開しそうなので、この辺りでストップしますね。生徒がそろそろ来るので、本日のレッスン始めます😉
指導法について その3
2.練習しなきゃ!たまに練習する生徒
全くしない生徒より、勿論、上手くなりますよ。
どの生徒も、そうですが、先ず練習してきた宿題を弾いて貰います。このところは、先ず、ハノンを弾いて貰います。やはりハノンは準備体操ですから、いきなり弾くのは良くないです。
スポーツで、いきなり走る、いきなり飛び込む、なんて身体に良くないです。
ピアノなら、指をある程度柔らかくする準備体操が必要です。
だって、ピアノは、他の楽器とはちょっと違い、往年のピアニスト中村紘子が言われるように「ピアニストはアスリート」なんですから。
次に、宿題。ここで、何も練習してない子は楽譜をカバンから探して…ない!忘れた…或いは、あっ、あった!…
少しでも練習してる子は、ためらわず楽譜を譜面台に置きます。そして…ここが問題…長い間、楽譜を眺めてます。
さてさて、ゆっくりゆっくり弾き始めました。10分経過…20分経過…ここで、音をこちらが教えても記憶に残らないから、なるべく考えて貰います。考える事が大事。でも、あまりにも、わからないとドレミと歌って「あっ、これはこんなメロディなんだ!」と、丸覚えして貰いますが…
そして、最後に、音当てクイズ(読む、聴く)
指導法について その1
いつものレッスン方法には、いろいろなパターンがあります。
例えば…
1.ほとんど練習しないで、スポーツ関係などのカルチャーに行
くつもりで来る生徒
2.練習しなきゃ!たまに練習する生徒
3.毎日、10分程度練習する生徒
4.よくあるパターンで、お母さんに叱られて渋々練習する生徒
5.連日、お母さんに教え込まれてる生徒
6.自ら、連日30分以上練習する生徒
7.その他いろいろ
その生徒によって指導法は、変わります。
続きは、後日